ジャガイモの収穫量を比較|植付け時期・畑・種芋の違いでどれだけ差が出るか検証

おきらく農園生活

家庭菜園でジャガイモを育てていると、「どの条件が一番収穫に影響するのか?」と気になることがあります。
今年は、植付け時期・畑の条件・種芋の大きさなどを変えながら栽培し、収穫結果を比較してみました。実際の経験をもとに、どの条件が収穫量に影響したのかをまとめています。

※収穫量は重さではなく、おおよその個数で比較しています(500円玉以下の大きさは除外)


品種による比較(ダンシャクとキタアカリ)

ダンシャクとキタアカリの2種類を栽培しました。ホームセンター等でメインで売っていたし、メークインはいつも作っているので今回はこの2つにしました。

・ダンシャクの特徴:ホクホクした食感で定番品種
・キタアカリの特徴:やや甘みがあり、煮崩れしやすい

結果

どちらも1つの種芋から平均5個程度収穫でき、大きな差は見られませんでした。
まれに1個しかできないケースもありました。
キタアカリはダンシャクを改良したものなので、差がないのかもしれません。

結論:今回の品種による収穫量の差は小さいため、初心者は好みで選んで問題ありません。


植付け時期による比較

植付けは以下の3回に分けて行いました。

・1回目:2月下旬
・2回目:3月上旬
・3回目:3月中旬

※栽培期間は90日くらい必要で、梅雨入り前に収穫したいのでこの時期になります。

結果

収穫量に大きな差は見られませんでした。
3月中旬に植えたものは90日未満の栽培期間でしたが、十分な収穫がありました。私よりも早めに植えた人もいましたが、なかなか芽が出ず、結局同じくらいに収穫時期を迎えました。他の野菜でもそうですが、適期というのもがあるようです。

結論:2月下旬〜3月中旬であれば、植付け時期による影響は少なく、作業しやすいタイミングで問題ありません。


畑による比較(水はけの違い)

2つの畑で栽培しました。

・A農園:日当たり良好、水はけがよい
・B農園:山に隣接、日は当たるが水はけがあまりよくない
※どちらも平畝

結果

A農園の方が明らかに生育がよく、収穫量も安定していました。

一方、B農園では早植えのものは病気のためか枯れ始めが早く、しかも収穫したのが75日目くらいだったので、さすがに小ぶりな物しか採れませんでした。日数または日照が必要であることがわかりました。

また、B農園の一部は葉が枯れてから2週間ほど放置し、その間に雨が降ったりしたせいか、虫食いや痛みがみられました。

左側が
虫食いや傷んだジャガイモ

結論:ジャガイモは水はけの良い畑が重要で、場所による差が最も大きいと感じました。


種芋の大きさによる比較

種芋の大きさを変えて栽培しました。

・大・中・小サイズ
・大きい種芋の半分カット
・大きい種芋の4分の1カット

結果

・大きい種芋の方が大きなジャガイモになりやすい
(ただし、種芋の大きさに比例してジャガイモが大きくなるわけではない)
・小さな種芋でも条件が良ければ大きく育つ(ただし、数は少なめ)
・半分カットと4分の1カットで大きな差は見られなかった

写真左:半分カット
写真右:4分の1カット

結論:種芋はある程度の大きさがあれば十分で、コストを抑えるならカットしても問題ありません。
※一般的には50g程度が目安です。

(参考)
通常、種芋は消えてなくなりますが、まれにそのままの形で残っていることがあります。それでもジャガイモは普通にできていました。不思議な感じです。

上段:種芋が残る

下段:種芋消える


まとめ|収穫量に最も影響したのは「畑の条件」

今回の比較から分かったことは以下の通りです。

・この2つの品種による差はほとんどない
・植付け時期も適期内であれば大きな影響はない
・種芋の大きさも一定以上あれば問題ない
・水はけの良いことが最も重要
※どちらの畑も日当たりは良いので、日当たりによる差は検証できていない

特に収穫量を左右したのは「畑の条件(水はけ)」でした。

同じように育てていても、場所によって結果が大きく変わることを実感しました。

来年は、水はけのよくない場所は高畝にしてもう一度やってみたいと思います。


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