タマネギの収穫量を比較|種類・植付け時期・畑・苗の違いで結果はどう変わるか

おきらく農園生活

毎年同じように育てていても、タマネギの生育に差があります。「何が収穫に一番影響するのか?」と気になります。そこで、今年は、品種・植付け時期・畑・苗の状態を変えながら栽培し、収穫結果を比較してみました。実際の結果をもとに、どの条件が収穫に影響したのかをまとめています。

※収穫量はある程度大きく育ったものだけを数えて比較しています。


種類による比較(極早生・早生・中生)

今回は以下の3種類を栽培しました。 種類の詳細はこちら 👉 タマネギの種類と特徴

・極早生(ごくわせ)
・早生(わせ)
・中生(なかて)

結果

極早生と早生は、全体的にはよくできましたが、小さいものが2割といった感じでした。
一方で、中生はほとんど大きくならず、結果としては失敗です。周囲の家庭菜園をしている方に聞いても「今年は中生がうまくいかなかった」という声が多く、個人の問題だけではないのかもしれません。
※昨年は早生のみの栽培でしたが、8割くらいが合格サイズ。

結論:中生は諸条件の影響を受けやすく、安定を重視するなら極早生・早生が無難です。


植付け時期による比較

植付けは以下の期間で行いました。

・11月6日〜11月15日

結果

植付けの早い・遅いによる収穫量の違いはほとんど見られませんでした。

結論:11月上旬〜中旬であれば、植付け時期による影響は小さく、都合の良いタイミングで問題ないと思われます。


畑による比較(日当たり・水はけ)

2つの畑で栽培しました。

・A農園:日当たり良好、水はけがよい
・B農園:山に隣接、水はけはあまりよくない

※どちらも平畝

結果

一般的には水はけの良いA農園の方が良い結果になりそうですが、今回はなぜかA農園の生育が悪い結果となりました。

明確な原因は分かりませんが、畑の条件だけでは説明できない結果になっています。

結論:畑の条件は重要だが、今回のように予想と逆の結果になることもあり、他の要因も影響している可能性があります。


苗による比較(販売店・状態)

苗は複数の販売店(ホームセンター・スーパー・産直など)から購入し、状態の違いも比較しました。

また、あえて「枯れかけで50%offの苗」も使用して検証しています。

苗の太さに注目してください。
右側の極早生は、枯れていたこともありますが、
かなり細くで線香花火のようでした。

結果

・見た目にしっかりした苗は安定して生育が良かった
 ※一般的に、良いタマネギ苗は、根元の太さが鉛筆程度だと言われています。
※昨年は、近所の農家さんから立派な苗を分けてもらい、うまく育ちました。
・枯れかけた苗でも育つことはあるが、成功率は低い(極早生の細い苗は全部枯れた)
・最もよくできたのは、産直で買った青々として太さも丁度良い苗(極早生)だった

結論:タマネギは苗の状態が最も重要で、収穫を左右する最大のポイントです。


まとめ|収穫量に最も影響したのは「苗の状態」

今回の比較から分かったことは以下の通りです。

・種類でいえば、早生(極早生)が作りやすい
・植付け時期の影響は小さい
・畑の条件だけでは結果を説明できないケースもある
・苗の状態が最も結果に影響した

特に重要なのは「苗選び」で、えんぴつ程度の太さのしっかりした苗を選ぶことが大切です。


今回うまくいかなかった原因について

今回、早生(極早生)であっても、A農園・B農園ともに一部でうまくいかなかった場所がありました。共通の環境として、 オクラの後作としてタマネギを植えていた という点があります。

一般的には「オクラの後にタマネギは良い」と言われることもありますが、今回の結果は逆でした。対象となる場所は、その他に悪い条件があるようには思えません。

結論:家庭菜園ではマニュアル通りにいかないことも多く、実際の環境によって結果は大きく変わると感じました。


補足(今回の気づき)

タマネギは「苗次第」と言われることがありますが、今回の結果からもそれは間違いではないと感じました。逆に言えば、 苗さえしっかりしていれば、ある程度は他の条件の影響をカバーできる可能性が高いのではないかと思います。

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